やっぱり価格は気になります

和歌山県内の多数の方がご利用される施設様から、ティシュペーパーの価格についてのご相談を受けました。ズバリ、

「ブランドにこだわらないのでもう少し安いティシュはない？」

普段生活していると、よほど花粉がつらい時でないかぎり、ティシュペーパーは特売商品を選ぶことが一般的だと思いますので、このご相談はよくわかります。

いろいろな商品が目まぐるしく店頭で特価商材として入れ替わっていますので、いつも同じ商品を仕入れていると、もしかしてもっと安いものがあるのでは？と考えるのはごくごく自然なことだと思います。　

お客様が何故このような問い合わせをするに至ったのか、お客様の立場になって考えてみました。

・周辺のスーパーやドラッグストアの価格と比較してのこと？　

・ネットやカタログ通販等で安価な商品が存在する？

・ソフトパックティシュのような、仕様は異なるが安価なものを希望されている？　

これらを踏まえ、お客様のもとへ、１パックあたりの価格を抑えた枚数の少ないタイプの商品と、ソフトパックタイプの商品のサンプルとお見積書を持って訪問しました。

1パックの価格と1枚の価格

まず、価格面でのご要望に応える一案として、外箱のないソフトパックティシュをご案内しましたが、施設を利用されるお客様にご使用頂くには不向きとのことで、こちらは不採用。

続いての候補となる、1パックあたりが安くなるが枚数が少ない商品について。

こちらは1パックあたりの単価は下がりますが、ティシュ1枚当たりの価格が逆にアップしてしまうことをご説明しました。当然、価格アップは望まれていませんのでこちらも不採用です。

「日常生活で目に入る、スーパーやドラッグストアでの安値販売も近年はあまり過激な価格を打ち出すことは少なくなっており、打ち出す時も枚数の少ない商品を数量や販売日を限定するといった、お店の集客の為の販促に使用されることが多い」

「ネット通販も同様で、運賃コストの上昇のなか、安値での販売も影を潜めている」

など、ティシュペーパーの価格の現状をお客様との会話の中で共有させて頂き、現状の商品を引き続きご購入頂くことになりました。

安心の安定供給という付加価値を

一般のご家庭で使用される紙製品は、消費者の価格感度の極めて高い商品であるが故、お店の集客目的の販促ツールに使用される機会が多く見受けられます。

それらは集客目的のための限定日価格や、特価を実現させるための一箱枚数が少ない商品であったりすることが常なのですが、チラシ広告や店頭POPはインパクトも十分ですし、“恒常的な最安値”に映ることも止むを得ないな、と感じます。

しかし期日限定の特価商品だけを拾うことは現実的ではないですし、拾えたとしてもその労力に見合うだけのコストカットになっているかということを鑑みると、そうでもないのではないでしょうか。

必要なものを必要な時にストレスなく安定的に入手できる、という側面は、時として価格以上に大切なポイントだと考えます。

当社では安心して紙製品をご購入いただくことを大切にしています。今回のように価格についてのご相談や疑問にも、きちんと現状を調べて丁寧にご説明しておりますので、些細な疑問やちょっとしたご要望も、お気軽に岡崎までご相談ください。