Example 解決事例
公共施設の指定管理者様

和歌山市初の民間運営による公共施設
本年3月のことですが、以前からお知り合いの業者様からお声掛けいただきました。
こちらの業者様は、今春オープン予定になっている和歌山市内の公共施設であるコミュニティーセンターの指定管理業の役割を担うことになったとのこと。
和歌山市には同様のコミュニティーセンターがこれまで7つ存在しており、これまでは和歌山市が管理運営を行なっていましたが、今回新設されるコミュニティーセンターの運営は完全に民間に委託された施設となります。
前述の指定管理をされる業者様より、施設内で使用するトイレットペーパーを弊社に提案して欲しいとご依頼を受けてのご案内となります。
ごみを発生させない商品とその理由
まずご案内した商品は公共施設等でよく使われている一般的な業務用トイレットペーパーです。
150mと長く巻かれている紙芯のない個包装タイプです。この商品は当社でも、公共施設・病院・介護施設等で多くの納入実績があります。まずこちらの商品を業者様へお見積と見本品を持参し、説明させていただきました。
後日連絡をいただいた際、今回の施設は公共施設ということもあり、出来るだけゴミの発生を抑えたいというご意向をお伺いしました。具体的にいうと、紙包装・袋包装もなく、紙芯もないトイレットペーパーということになります。こういった商品をご所望されるお話しは、公共施設では少なくありません。
公共施設を運営されている行政や業者様は、環境問題や環境負荷に対しての意識が非常に高く、故にプラごみはもちろん、紙ごみについても極力ゴミの発生をを抑えたいという要望が存在します。
これには、単純に利用者が多いため発生するごみも多くなり、ごみ処理にかかるリソースを抑えたいという理由もありますが、昨今の気候変動への意識、CO2(温室効果ガス)の削減につながることを率先して行っていくという要素も多分に含まれているでしょう。長くなるので割愛しますが、2018年以降(もっといえばここ50年での)気温上昇ペースはこれまでにない上昇曲線(世界平均気温で1.1℃上昇)を描いています。ちなみに氷河期の世界平均気温は現在より6℃低いだけだったという事実から、いかに近年の上昇ペースが異常かがわかると思います。
さて、このような理由から無駄なごみが発生しない、紙包装、袋梱包のない商品となりますと、弊社取り扱品では「イッポSLIM1ロール130m無包装」という商品ががこれにあたります。
ご要望を受けまして、こちらの商品のお見積書と見本品をあらためてご確認いただき、無事こちらの商品をご採用いただけることになりました。
この「イッポSLIM1ロール130m無包装」は、不特定多数の利用者が存在する高速道路のPA・SAなどに納めることが多い商品です。以前、事業継承にまつわる事例紹介で主に納品を引き継いだ商品も「イッポSLIM1ロール130m無包装」です。
小回りのきく納品をご提供
他の和歌山市コミュニティーセンターは納入業者は入札で決まることになっており、今年度は当社が納入を落札し、各コミュニティーセンターへトイレットペーパーを納品しています。こちらは年に数回まとめて納品を行う受注頻度です。
今回納品するコミュニティーセンターは運営が民間ということで、商慣習的にも在庫を長期間保管しておくのではなく、必要な時に必要な数量の納品で細かくまわしていく方針です。これは商慣習的なものだけではなく、倉庫内の決められたスペースに必要最低限の在庫を確保し、過不足なく棚を使用することで効率化を目指している故の方針でしょう。
当社は日頃から地元和歌山のお客様へ、こまめな小ロットでのお届けを行なっていますので、このような要望にも対応が可能です。
また、細かい頻度で納品しますと、その都度、受取りの担当者が受取り、倉庫へ運搬という手間が増えてきますが、オープン当初から納品場所である2Fの倉庫の決められた場所へ、当社が商品をお届けさせていただいております。
このような小ロット対応や、指定場所への納品など、細かなご要望にも対応しておりますので、お気軽に岡崎までご相談ください。


また商品によってはバラ出荷にも対応させて頂きますので、弊社スタッフにお気軽にご相談ください。

