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病院施設のペーパータオル見直し

2025.09.16
業種
商品の種類
特徴

ホームページから届いたお問い合わせ

当社ホームページを見ていただいた和歌山市内の総合病院様から、ぺーパータオルの取扱い業者を探されているという問い合わせが届きました。
直ぐに連絡させていただくと、当社で取扱いしているペーパータオルの商品案内をして欲しいとのこと。まずは現状確認のため、訪問日時の調整をいたしました。

コストダウンに伴うメリット・デメリット

現地に訪問させていただき、今回のお問合せ内容や利用状況などを詳しくお伺いしたところ、全体の使用コストの見直しの一環として、ペーパータオルの変更を検討されているとの事でした。

現在はピュアパルプのハイグレードな商品を使用されており、価格も品質相応かと想像できます。

今回、病院側の大きな目的はペーパータオルのコスト見直しでありますが、使用感は極力下げずにコストを下げる方法を探っていたとのこと。

ランニングコストとなるペーパータオルのコストを下げるには、紙質、サイズ、厚さ、これらの組み合わせにより、現在お使いのものより安価で、かつ使用感、使い勝手でご納得いただける最適な商品を見つけ出すことが可能です。これを踏まえいくつかのサンプル品をご用意いたしました。

当初、従来の利用状況と使用感があまり変わらないよう、同サイズのピュアパルプ品や再生紙品などの多種を用意し、案内させていただいたのですが、価格が目標より下回りません。

目標の価格に近づけるため、ペーパータオルのサイズを現状の中判サイズから小判サイズへの変更もご検討いただけることとなりました。

ここではサイズダウンすることで価格は下がりますが、同時に起こりうる懸念として使用枚数が増える可能性がある事を説明させていただいた上で、小判サイズの商品に決まりました。

商品は決まったのですが、現在ご使用されているペーパータオルホルダーが専用ホルダーであるため、新たなペーパータオルの収納に活用することはできないことが判明。

そこで小判サイズにも対応できる汎用ホルダーを、あらためて当社からご案内することに落ち着きました。

スムーズにご使用できる環境つくり

今回、商品変更の決定に至るまで様々なサンプル品を使用していただきました。

サイズダウンすることで考えられる使用枚数の増加、また再生紙品に替わることによる使用感の変化、などデメリットとなりうる側面をお伝えし、すべてご納得いただけるよう努めました。

加えて、当社からのペーパータオルホルダーの導入、及びこれにかかる撤去、取付のご協力までを含めた総合的な判断により、最終的に小判サイズの再生紙ペーパータオルへの変更が決定しました。

導入が決まり、病院内のすべてのペーパータオルホルダーを、当社が用意した汎用性のあるホルダーに取替え作業をいたしました。

この取替え作業については、開院中に病院側の指定するスケジュール通りに順次行うという方法がとられます。

日程は、午前・午後と時間が限定される日や、指定の日を終日利用してフロアー全箇所の取替えなど、柔軟な対応の求められるスケジューリングでしたが、おおよそ1ヶ月弱の期間で全てのペーパータオルホルダーの撤去と取り付け作業を行いました。

原則的にこのような商品以外の付帯作業を行うことは稀なのですが、当社としては「いつも近くにある便利な紙屋」として、お客様のご要望に可能な限り対応させて頂きたいという思いからお受けいたしました。

シンプルなコストダウンのご相談が出発点でしたが、たかがペーパータオルされどペーパータオルよろしく、初めてのお客様としっかり向き合うことのできた事例となりました。

ペーパータオルに限らず、使用感の向上やコストの相談など、初めてのお客様もお気軽に岡崎までお問い合わせください。丁寧にお話しをお伺いし、最善の解決策をご案内いたします。

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